RIKKYO Future Project(2024年度)
異文化コミュニケーション学部4年次 趙 奕颯さん、経済学部2年次 矢野 真希子さん
2025/04/23
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
RIKKYO Future Project(RFP)とは、立教大学をより良くするために、学生が教職員と協働して具体的な提案を行い、企画?実施するプロジェクト。2022年度にスタートし、2024年度は「多文化交流」と「新座キャンパスの改善」を掲げ、2チーム体制で活動が行われた。
RFP/Aチーム(多文化交流)
異文化コミュニケーション学部
異文化コミュニケーション学科4年次
趙 奕颯(ちょう えきさつ)さん
異文化コミュニケーション学科4年次
趙 奕颯(ちょう えきさつ)さん
日本人学生と外国人留学生がスポーツを通してつながる

参加者の集合写真
異文化コミュニケーション学部公認の学生団体で、国際交流活動に携わってきた趙奕颯(ちょうえきさつ)さん。
「他学部の友人から留学生と仲良くなりたいという声を聞くことが多く、RFPで全学的な国際交流の場を提供できないかと考えました」
趙さんたちのAチームは、日本人学生と留学生を対象に「つながる!国際スポーツフェス!」※を企画した。「『多文化共生社会と大学』の授業で、地域の文化交流活動について議論し、大学内での取り組みに昇華させて提案を行った経験が生かされています」と語る。イベントは運動系種目と言語コミュニケーション系種目により構成された。
「他学部の友人から留学生と仲良くなりたいという声を聞くことが多く、RFPで全学的な国際交流の場を提供できないかと考えました」
趙さんたちのAチームは、日本人学生と留学生を対象に「つながる!国際スポーツフェス!」※を企画した。「『多文化共生社会と大学』の授業で、地域の文化交流活動について議論し、大学内での取り組みに昇華させて提案を行った経験が生かされています」と語る。イベントは運動系種目と言語コミュニケーション系種目により構成された。

優勝したグループに賞状を授与。ラジオ体操や伝言ゲームなど、さまざまな種目で競い合った
「『借り者 』競走ではグループの枠を超え、国籍や性別に関係なく協力し合う光景が見られました。みんなの楽しそうな姿は忘れられません。打ち合わせやリハーサルを何度も重ねた日々は大変でしたが、参加者の笑顔で報われました。協力してくださった方々に感謝したいです」
※「つながる!国際スポーツフェス!」:10月19日池袋キャンパスのポール?ラッシュ?アスレティックセンターにて開催。
※「つながる!国際スポーツフェス!」:10月19日池袋キャンパスのポール?ラッシュ?アスレティックセンターにて開催。
RFP/Bチーム(新座キャンパスの改善)
経済学部経済学科2年次
矢野 真希子さん
矢野 真希子さん
利用者の「思い」をくみ取り新座キャンパスの改善に生かす

新座キャンパスの利用者に対し、アンケート調査への協力を募るチラシを作成。両手に抱えて移動している際の1コマ
自分の成長機会を求めて、RFPに興味を持った矢野真希子さん。「Bチームの活動は、新座キャンパスを改善するというスケールの大きさが魅力です。普段池袋キャンパスに通っている私だからこそ気付けることもあると思いました」と話す。矢野さんたちは、教職員を交えた毎月の定例会に加え、週に1回は学生ミーティングを行っている。
「定例会で出されたフィードバックに対する改善や、活動内容に関わる議論を重ねています。何か不明点があれば、教職員の方々が丁寧に答えてくださるのでありがたいです」
「定例会で出されたフィードバックに対する改善や、活動内容に関わる議論を重ねています。何か不明点があれば、教職員の方々が丁寧に答えてくださるのでありがたいです」

アンケート調査協力の看板を設置。チームのみんなで文章やデザインを考えた
活動の一環として、新座キャンパスの利用者にアンケート調査を実施した。「皆さんの新座キャンパスへの『愛』が伝わってくる内容でした。選択式の設問に加え、記述式で気に入っているところや不満点を回答いただいたのですが、その熱量に驚いたことを覚えています」と振り返る。自身も新座への愛着が深まっているという矢野さんの挑戦は続く。
※本記事は季刊「立教」271号(2025年2月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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